【MARS160現地レポート・12/8】
クルーの撮った写真です。
日本の宇宙食も登場!


2台のローバー、”フォボス”、”ディモス”

以前、私はMDRSで使われている新車の電気式ローバーについて記した。彼らはポラリスレンジャー、ツーシーター4WD、車名は火星の月の名前にちなんでフォボスとディモスと命名された。今ではこのローバーを乗りこなしており感銘を受け続けている。主要な探査エリアを縦横無尽に走り回り、十分な走行能力を備えている。フォボスはEVA宇宙服を着用しても運転できるように改造されている。シートベルトも締めることができるので、安全性もかなり高い。操作も簡単、全くの未経験者でも乗れる。前に述べた通り、積載能力も高いのでいろいろ積めることが可能。電気自動車なので、基地の横に設置されている15ワットの太陽電池パネルで充電も可能。現在、科学ドームにはこの電気が引かれており、まもなく、基地全体にこの太陽光発電の電気が流れることを期待したい。そうなれば、2台の電気ローバーにも簡単に充電可能となる。


フォボスと新しい太陽電池パネル。充電可能な太陽光発電


アポロ17号の月面ローバー


フォボスローバー、人によっては窮屈かも。 私にとっては快適で効率的だ


アーティストによる火星非与圧ローバー(David Hardy)


可動式アタッチメントを備えたツールキャットライト土木工事車両


日本の宇宙食


歓迎看板


崩れそうな岩


写真撮影用格子の設置


ローバーと太陽電池パネル


フォボスの駐車


朝の太陽の光

 

 

 

 

 

 

 

 


温かい火星の家!