12月9日


EVA体験動画、宇宙服着用でヒューマンスケールの研究方法


動画
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12月9日の写真


グループIBMP( Institute of Biomedical Problems)テスト準備中のアナスタシア


最後のEVAのアヌシュリー


夕食に日本製フリーズドライ食品


ジョン、最後のEVA


地衣類


リトル・ワイルド・ホース渓谷


The Moon
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2016年12月9日

最後のEVAについてのEVA物語
ジョン・クラーク


Sanjerooni Butte

今日、我々は最後のEVAを行った。アヌシュリー、アレックス、そして私の三人はローバー「フォボス」と、4輪バイクに乗り、「月」として知られるエリアに向けて北西を目指した。この道はハブの縁の上で地平線の端に続くいている。アレックスは、彼の宇宙服インターフェースの最終試験を実施したがった。身の引き締まるような朝で、水たまりには氷が張り、空気は冷たかった。SUItによれば、気温は摂氏1度である。


月の上を歩くアレクサンドル

それは幸福でもあり悲しい体験でもあった。雄大な風景に囲まれてEVAを行うのはいつも気持ちのいいものである。しかし、いまだに訪れるべき地形や見るべき物が沢山ある。しかし、残り時間がほとんどない。MDRS周辺は多様性に満ち複雑である。12週間が経過した今でも表面だけをかじり始めたに過ぎない。事実、4人のクルーとMDRSに20週間滞在したとしてもすべてを見るのは不可能だろう。

次の何か

我々はウィン・ピークスとして知られている見張り場所からの眺めを楽しむことができた。スカイラインリム、ファクトリビュート、旧友のヘンリ山、そして北に膨らむサンラファエルスウェル等が風景に含まれた。ワイルドホースメッサも見えると思ったが見えなかった。この場所は、以前リトルワイルドホース渓谷に向けて移動中に通り過ぎてしまった。


アヌシュリー、未知のものに思い巡らす

宇宙服とローバのバッテリーが少なくなったので気に入っていたEVAを早めに終了することになった。ハブに戻る途中、壮大なオレンジ色の地衣類群と、通常の黒い地衣類を眺めるために足を止めた。中には明るい緑色の地衣類もあったが、非常にまれである。我々が次にEVAを行うのは北極である。ただ皮肉にもこの場所ほど寒くない。Mars160前半のEVAの終了をここに宣言する。


研究対象となる地衣類が常に発見できる。

 

火星歴77日
日報
要点:依然として忙しく、さぎょうは順調に進行中

アレックス、ジョン、それにアヌシュリーは「ムーン」と呼んでいる場所でEVAを行った。アレックスは彼の宇宙服インターフェースのテストを行った。結果はいろいろあったようだ。彼のバッテリーは電力が無くなり、ヘルメットを脱がざるを得なかった。その後、アヌシュリーは一日の大半を研究室で過ごし、好塩菌の塩分を溶かそうと試みたが、結果は失敗した。ジョンは彼の時間表を更新した。

アナスタシアは昼食後メディア向け記事を書き、我々を試験体としてヒューマンファクターに関するIMBPの集団討議を組織化した。ユースケはクロードミシェルを助けて水量計の精度調整を行った。その後、ヒューマンスケールの研究と地衣類の報告書に取り組んだ。三次元モデルについては時間がなかったため実施しなかった。クロードミシェルが今回のミッションに関するエンジニアリング最終報告書を書いた。私も来週のSpace.com向けの記事を書いた。最終のMars160報告書に関する指摘事項を含む。ヨガもやったけど、厳しい一日の仕事の後では少し疲れた。我々は来週のミッション終了までにやるべき作業のすべてを次第に終わろうとしている。

夜も早い時間、通信終わり。


MDRS今日の学習したこと

"止まると終わる!"

明日の予定:清掃
クルーの体調:順調
天気:少し寒い
異常:無し


我々の英雄、コマンダー